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小説を書こう!
第85回
 発想技法(カードライティング 5)

 

 

 

 

 

 

 


★★★
 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだ\(⌒▽⌒)/》
「今回もカードライティングの続き?」
『そうですね。
 今回は、特に、カードライティング作業の注意事項
についてお話したいと思います』
「どんなことに、注意すればいいの?」
『とりあえず、下記の6点ですね。
 1・未整理のままがよい
 2・簡潔でないこと
 3・フィーリング,ニュアンスの違いにこだわる
 4・評価の背景を探す
 5・一件一枚
 6:タブー,禁句はない
 といったものです』
「なんだか意外だね。
 整理したり、簡潔な方がいいようにおもうんだけどね」
『たしかに、解りやすさやまとめはそのとおりです。
 しかし、具体的に、イメージしたことやアイデアという
のは、カードライティングという手順においては有害です』
《ひゃぁ、ゆーかいはいやなのだ(>_< )》
 有害だよ、めぐたん。
 ものごとのさまたげとなるような悪いことっていみだよ。
《どんな風にゆーがいなのだ?( ̄ε ̄;)》
『カードライティングにおいて、その場のニュアンスを残す
というのは大事なことです。
 しかし、下手に整理したり、まとめたりすると、具体的な
表現が抽象化され、ニュアンスが失われてしまうのです』
「表現をそのまま残すって意味で未整理のままがいいってこ
とだね」
『その通りです。
 未整理の場合だと、どうもわかりづらいから、整理したり
順序だてたくなります。
 しかし、ニュアンス、コトバにならないところを残すこと
が発想技法として、活用ができます』
「そうするにはどうすればいいの?」
『それは、喩えや例として、●●みたい、あるいは●●と似
ている、ほかには、●●と比べてなどのようにするのがいい
でしょう』
「じゃぁ、簡潔でないとどいういいことがあるの?」
『簡潔であるということは、抽象的であるということです。
 抽象的になると、具体的な事柄を要約してしまい、具体性
を失ってしまい、その場のニュアンスが失われてしまいま
す。
 特に、ことわざや故事にすると独自性が失われてしまう
ので、発想技法という意味では発想が失われる結果になり
ます』
《でも、でも、かんけつじゃないとむずかしくなるの
だ(||@Д@)》
『整理するのは今の段階ではないと考えてください』
 つまり、整理するのは後で、カードの数を増やすことが
大事なステップだってことだね。
 シニョール呟き尾形。
『はい、そのとおりです』
 じゃ、続きは次回だね。
 それじゃぁ、アルデベルチ

★★★


 

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