ホーム > 目次 > 小説を書こう! 

小説を書こう!
第87回
 発想技法(カードライティング 7)

 

 

 

 

 

 

 


★★★
★★★
 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだ\(⌒▽⌒)/》
「今回は、カードライティング作業の注意事項の続き?」
『そうですね』
「前回は、フィーリングやニュアンスを残すってことと、
大事なのは質よりも量を出すことだったよね」
『そうですね。
 今回は、評価の背景を探すということについて、お話
したいと思います。
 たとえば、悪ふざけをした」とカードに書くとします。
 このとき、悪ふざけ=悪いことという評価をしている
ことを前提にして表現しているます』
《ふに、確かにいい、悪ふざけはないのだd(゜ο゜)o》
『そうですね。
 そして、評価をせずに物事を表現するというのは、
実はむずかしいことです』
「でも、評価したのかどうかを考えたらなにも始まら
ないんじゃない?」
『そうですね。
 そうなると、次に考えるべきことは、どうして、そん
な表現をしたのかという理由をはっきりさせておいたほ
うがいいということです』
《どうしてなのだ?( ̄0 ̄?)ナンデ?》
『理由の詮索が、具体的描写につながるからです』
 理由がわかると、行間が読みやすいからね。
『また、一件一枚というのも大事な要素です』
《なんでなのだ?(lll ?_?)
 短いのだったら、いくつかかいてもいいだろうし、
カードがもったいないんじゃないのか?(?_?)
 裏だって使えばいいだろうし》
『いいえ、 どんなに短くても書くのは一件1枚にし
てください。
 それも表のみです』
「どうして?」
『内容が一枚一件なのは、できるだけ分割できるよ
うにすることが目的です。
 表のみにするのは、裏に書いたら切り貼りができ
ないからです』
「ふ〜ん、後はなにかあるの?」
『最期になりますが、タブーや禁句というものを設
定する必要はありません。こうしなくてはいけない、
こうすべきだという制約は、発想を制限します。
 正解は一切ないことを知るのが大事です。
 しいてタブーを出すとすれば、自制こそがタブー
だといえるでしょう』
 それじゃぁ、アルデベルチ

★★★


 

第86回へ戻る(発想技法 チェックリスト カードライティング 6)

第88回へ進む(発想技法 手直し型 1)

 

 

 

 

質問、感想などは、小説を書こう! 掲示板などに書き込みしていただければ、モチベーションもあがります(笑)



 

タイトルへ戻る