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小説を書こう!
第89回
 発想技法 手直し型  (関連樹木法)

 

 

 

 

 

 

 


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 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだ\(⌒▽⌒)/》
「今回は、何についてなの?」
『今回は、組み替え型についてです。
 組み替え型は、機能分析型アプローチともよばれます』
「どういうこと?」
『いまあるものを分解したり、組み替えて新しいものに創
り直すための発想スキルです』
《・・・はっするすきる?(-""-;)
 ハッスルするなのか?└( ̄∇ ̄)┘》
『いいえ。
 今あるアイディアなどを、カタチ・色,機能・働き・役
割、属性、構造や仕組みの要素といった最小区分の単位に
分解し、それを発展させる発想技法です』
「どんな風に?」
『分解されたものについて、機能の代替方法を検討したり、
機能や要素の新しい組み合わせから別なものに転換したり、
機能や要素を組み替えたりしながら、全体の構成を組み直
していきます』
「たとえば?」
『大まかには、
 いまあるものを分解、組み合わせるという方法。
 枚挙,集約して組み合わせる方法
 いまあるものの機能を分解し,働きそのものを見直す方法
 イメージや類比(推)を媒介にして発想する方法
 連想によって強制的に結びつける方法
 いまあるものの条件を変えてみる方法といったものです』
「う〜ん、今ひとつわからないな」
『まず、いまあるものを分解、組み合わせるという方法には、
関連樹木法というものがあります』
《かれんじゅもん?(o ̄ー ̄o)
 可憐になれる呪文のことか?d(^▽^ ) 》
 関連樹木法だよ、めぐたん。
 課題、目的、手段の表現や、因果関係の表現に使われる方
法です。
 大きく分けて、ピラミッド型と樹木型があるね。
『そうですね。
 一つのテーマがきまったら、そのテーマから連想すること
をつなぎ合わせます。
 たとえば、プリンから連想するものを列挙し、それを線で
つなぎます』
《プリン?(* ̄▽ ̄*)
 おいしいのだ。(^¬^)
 あまいのだ。ヽ( ゚ ∀ ゚ )ノ
 しあわせなのだ〜(☆0☆)
o(^^o) (o^^o) (o^^)o キャアキャア♪》
『では、おいしいといえば何を連想しますか?』
《まずは、プリンなのだ(* ̄▽ ̄*)
 あとはケーキ(^-^)v
 バナナ(*^0^*)
 チョコレート(@ ̄¬ ̄@)ジュルリ♪ 
 とにかく甘いものは大好きなのだ(@⌒¬⌒@)』
『と、このように、連想されたものをだし、さらに連想させて
いきます。
 これがピラミッドのような形になるので、ピラミッド型です。
 それに対して、その逆に、始めに項目を列挙し項目ごとにま
とめていく樹木型というものがあります』
「ということは、事前に、
発想技法(カードライティング 1)
http://homepage2.nifty.com/SON/novel/novel81.htm
 から
発想技法(カードライティング 7)
http://homepage2.nifty.com/SON/novel/novel87.htm
 までの手法をつかえばいいってことだね」
『はい。そのとおりです。
 必要とすればそれらの樹木から更にアイデアを摘出し、整理し
て可能性等を検討して実行に移されるわけです。
 いわば観念連想を活用する発想技法だということです』
それじゃぁ、アルデベルチ

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