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小説を書こう!
第94回
 発想技法 組み換え型 クロス法 1

 

 

 

 

 

 

 

★★★
 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだ\(⌒▽⌒)/》
「今回は、どんな話し?」
『今回から、組み替え型の中でも、クロス法についてお話したいと思います』
《くろそう?(^.^?)
 なにがそんなに、黒そうなのだ?(◎_◎) 》
 クロス法だよ、めぐたん。
 でも、クロス法ってなに?
 シニョール尾形?
『クロス法は、発想データを項目別にまとめ、各データの評価まで一挙
に行う技法です。
 アメリカのグレゴリーの7×7法をセブンクロス法と呼び、
 このセブンクロス法をヒントに、造性開発コンサルタントの高橋誠氏
が新しく開発した技法を指して、単にクロス法と呼ぶこともあります』
「どんな発想技法なの?」
『クロス法は、ブレーン・ストーミングなどで出てきたアイデアや意見
を整理したり図解したりする技法としては、KJ法法などがありますが、
クロス法もそうしたデータ整理の技法の一つです。
 クロス法は、まず、意見交換をしながら、課題で関連した提案に対して
優先順位をつけ、アイディアや意見を大きく7項目に分類します。
 次に、その7つの大項目を重要度合に応じて左から右へ順に並べていき
ます。また、各項目の中でも重要度合を評価して、カードを7項目ずつに
整理して上から下へ並べていきます』
「つまり、ヨコに7項目、タテに7項目ずつ、合計49項目に整理して
一覧表にするってことだね。
 シニョール呟き尾形。
『そうですね。
 セブン・クロス法は、タテ、ヨコ7つに項目を分けることに名前は
由来します。
 そして、 項目を、一覧表に整理してみると、出てきた意見の全体
像が一目で把握でき、しかも重要な項目が左の上に集中していること
で、何が課題であるかを判然と読み取ることができるわけです』
「どんな手順なの?」
『まず、一番目に項目として行うべき事項をまとめます。
 二番目に、目標としてどうなりたいのかということをまとめます。
 三番目にに、方法として目標を達成するためには何をすべきかをま
とめます。
 これを一人1つ以上の提案をだし、同じ提案があれば、それは
優先順位が高くなります』
「優先順位を決める要素は何?」
『・表上の評価基準に沿って
 ・提案がリンク
 ・すぐにできることか、できないことか
 ということが優先順位を判断する要素です』
 これを繰り返して、項目の優先順位を見直してみます。
 対応方法により優先順位の変更が生じてくる場合があります』
《なるほど、それで、7つ全部うまったら終わりなんだな(*^ε^*)o》
『セブンクロス法は概ねそんなところです。
 セブンクロス法によって、いくつもの意見の入れ替え(クロス)
を行いながら最適な方法と、対処順序が明確になってくるわけです』
「じゃぁ、セブンクロス法じゃないほうは何がちがうの?」
『それは次回にしましょう』
 それじゃぁ、アルデベルチ





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