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小説を書こう!
第105回
 発想技法 組み換え型 スクランブル法 7
 コンセプトについて 2 

 

 

 

 

 

 

 

★★★
 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだ\(⌒▽⌒)/》
「前回は、コンセプトの膨らませ方だったよね」
『はい。
 前回に続き、コンセプトの膨らませ方について、お話したいと思います』
《そーだったのか!(゚∇゚〃)!! 》
「どうしたの、めぐたん」
《コンセプトはお餅みたいな食べ物なんだな!!!d(ー.ー ) 》
 いや、めぐたん、コンセプトは食べ物じゃなくて、いってしまえば、
新しい考え方という意味だよ。
《考え方は、風船じゃないから膨らまないのだ(`Д´)o<》
「ここでいう、膨らむというのは、アイディアから発展させるって意味だ
ね」
『そうですね。
  つまり,“スクランブル法”で作り上げた「コンセプト」は、まだ、
小説コンセプトや企画コンセプトとしては完成していないのです』
「コンセプトは、小説や企画の材料だってことだね」
『そうですね。
 たとえば、美術で、銅像をつくるとき、そのもとになる塑像をつくる
にも、木組みに粘土で具体像に作り上げていくように、コンセプトもラ
フスケッチに肉付けしていく必要があります』
「コンセプトのイメージを具体的に膨らませていくってことだろうけど、
具体的にどんなことをすればいいの?」
『これまでは、抽象的なイメージでした。
 それを、具現化していくことが、コンセプトを膨らませていくという
ことです。
 このとき、5W1H
 いつ、どこで、だれが、なぜ、どのように。
 ということを明確にしていきます』
《いきなりいわれてもは、わからないのだ・・・(;¬_¬)》
『まぁ、問い方を具体的にすればいいのかもしれません。
 コンセプトによりますが、
 コンセプトが当てはまるのは1日のうちどの時間帯か、あるいはどの
季節なのか?
 コンセプトは、どこを前提にしているのか?
 コンセプトは、誰を対象にしているのか?
 コンセプトが目標としているものは何か?
 などですね。
 それでも駄目な時は、具体的に、イエス ノー 形式で当てはめてい
くと、自然と具体的になります』
「たとえば?」
『たとえば、コンセプトが当てはまるのは朝か?
 コンセプトは、海を前提にしているか。
 コンセプトは、女性を対象にしているのか?
 コンセプトの、成功した状態は、どんな数値なのか?
 といった風にです』
《いえす、のーだと応えやすいのだ(⌒o⌒) 》
『そうですね。
 続きは、次回ということで』
 それじゃぁ、アルデベルチ








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