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小説を書こう!
第107回
 発想技法 組み換え型 スクランブル法 9
 コンセプトについて 4 

 

 

 

 

 

 

 

★★★
 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだ\(⌒▽⌒)/》
「前回は、作成したコンセプトを具体化させることについてだったね」
『そうですね。
 今回も、前回に引き続き、コンセプトを具体化させることについて
お話ししたいと思います。
 前回は、シチュエーションを思い描いて具体化を進める方法を紹介
したわけですが、その続きとして、思い描いたシチュエーションの場面
の効果を上げるための演出や仕掛けについて列挙していきます』
《ふに、カンヅメやフリカケについて、ラッキョしてい
く?(○^ε^○)ププ》
 めぐたん、どんな耳をしているんだよ。
 わざとじゃない?
《にゃはは、さすがに今回はわざとなのだΣ(〃0〃)。
 今はやりのコンカツぐらい知っているのだ(¬o¬)》
「・・・・ホントに聞き間違えているわけだね」
『ま、まぁ、具体化していくコンセプトをさらに盛り上げるためにどうすれば
いいか、ってことを、思いつくものから箇条書きしていけばいいという
わけですね』
《なんだ、そんな簡単なことなのか、最初からそう言ってくれればい
いのにトンカツと勘違いしたのだ(⌒▽⌒)アハハ!。》
『・・・話を進めましょう。
 前回は、行列ができる店というコンセプトでしたが、ここで考えるには、
誰が並んでいるか?
 と自問してみるとイメージしやすくなります』
「えっと、店なら、家族づれだよね」
 家族といっても、父親と子どもかもしれないし、兄弟かもしれないね。
 ムーシコス君。
《女の子同士もあるのだ(。・ω-)(-ω・。)ネェ》
「学生の友達ってことかな」
 だったら、サラリーマンとかOLが並んでいるかもしれないね。
 ムーシコス君。
『漠然と考えるよりも、そんな風に具体的に並んでいる人など考えると
具体化しやすくなります。
 また、行列にふさわしい、背景を思い浮かべて場所を設定したり、季節や
時間帯を考えて、いつ行列になるかを考えて、イメージを膨らませていきま
す。
 ここまで状況設定と登場人物を上げてきたわけですが、これだけそろうと、
自然と一つのストーリーが出来上がります。
 次回はそのストーリーについてお話ししたいと思います』
 それじゃアルデベルチ。



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