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 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
 「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
 『こんにちわ。呟き尾形です』
 《なのだ、なのだのめぐたんなのだ\(⌒▽⌒)/》
 「今回は、形態分析法の続きだよね」
 『そうですね。
 形態分析法は、カリフォルニア工科大学のフリッツ・
 ズィッキーが考案した。
 別名ストラクチュア分析とも呼ばれています。
 《すとらっぷぶんぶん?(*≧m≦*)ププッ
 ストラップをぶんぶん回して楽しいのか?( ̄ー ̄ッフ》
 ストラクチュア分析だよ、めぐたん。
 「ストラクチュア分析って?」
 それを説明するのは、シニョール呟き尾形の役さ、
 ムーシコス君。
 『はいはい。
 まず、ストラクチュア分析は、解決すべき課題や検
 討する対象を、いくつかの構成要素に分解ていきます。
 次に、その要素ごとに可能な変化を洗い出します。
 そして、要素間の組み合わせて新しいアイデアを発
 想していく発送技法です』
 「どんな発送技法なの?」
 『まず、テーマを決めます。
 次に、いくつかの要因を挙げていきます』
 「要因?」
 『テーマの解決に関係がありそうな要素ですね、シス
 テムでも、モノでも、創作活動でも使えますが、まず、
 テーマの要因を分析していきます』
 「たとえば?」
 『テーマを解決する上で、関係がありそうな要素を列
 挙します』
 《いまひとつピンとこないのだ(@0@)》
 『たとえば、ファンタジーを舞台とした小説を書く
 とき、どんな要素があるでしょうか?』
 《竜にさらわれたお姫様(o^-')b ネッ!》
 「じゃぁ、お姫様を助ける勇者は必要だよね」
 竜なら、お宝じゃない? ムーシコス君。
 『それなら、とりあえず、3つの要因があることにな
 りますね』
 「えっと、お姫様、勇者、竜ってところかな」
 《もっといっぱいあるのだ〜(○`ε´○)ぶーっ》
 あんまり欲張ると難しくなるから、最初はとりあえ
 ず、3つで発想していかない?
 めぐたん
 『そうですね。竜頭蛇尾という言葉があるように、最
 初から欲張ると尻すぼみになることもあるので、とり
 あえず、要素をしぼっておきましょう』
 「じゃぁ、とりあえず、お姫様、勇者、竜の3つの要
 因ではじまるということだね」
 『そうですね。
 まず、お姫様の要因を発想していきましょう』
 《お姫様にもいろいろあるのだ》
 「美人なお姫様、おしとやかなお姫様が一般的だよね」
 でも、活発なお姫様もいるよね。
 《乙女の憧れ、お姫様はやさしーのだ(☆0☆)》
 「案外勇敢なお姫様もいるんじゃない」
 お姫様っていうと、助けてくれた王子様とか勇者に
 一途になるよね。
 『では、勇者はどうでしょう?』
 《やっぱり、勇者はハンサムなのだ\(≧∀≦)/》
 「勇者は強くなくっちゃね」
 機転がきく頭のいい勇者というのもあるよね。
 『なるほど、では、竜はどうでしょう?』
 《竜は悪い奴に違いないのだ(`曲´#)》
 「竜といえば火を噴くよね」
 竜といえば、宝の山だよね。
 『このように各要因について、思いつくことを上げて
 いきます。
 そうして上げらた要因を分析します。
 手順としては、
 1・テーマを決定する。
 2・テーマの解決に関係のありそうな要素と思われ
 るものを列挙する。
 3・洗い出した要素を,同類毎にグルーピングする。
 4・更にグルーピングして,大グループにまとめて
 いく。
 5・各要因内の各独立変数もグルーピングし、いく
 つかのサブグループに整理しておく。
 6・要因別にコンポーネントの組み合わせを一覧で
 きるように整理する。
 といったものです』
 「で、今回は、1と2をやったんだね」
 『そうですね』
 それじゃアルデベルチ。
 
 
 
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