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小説を書こう!
第128回
 発想技法 組み換え型 NM法 4

 

 

 

 

 

 

★★★
 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだ\(⌒▽⌒)/》
「今回はNM法の手順についてだったよね?」
「前回は、QB・・・」
《BQ・・・ば、バーベキュー(☆0☆)》
 QBだよ、めぐたん。
 前回、Question Backgroundだって話をしたよね。
《ああ、食えるバックのことか(〃^∇^)o_彡☆あははははっ》
『まぁ、話を続けましょう。
 QBのあとは、そのことに対して利用はできないかと問いかけます。
 これを、Question Conceptionといい、着想への問いかけという
ところでしょうか』
「そのQCでなにかヒントになるの?」
『QCの段階は、新しい発想の為のきっかけづくりですね。
 むしろ、このQCででた結果を組み合わせてアイディアをまとめ上げる
というステップが生じます』
「どんなふうに?」
『大きく2つあります。
 空間的結合と時間的結合の二つです』
《ふに、食う缶詰はわかるけど、四缶はどんな缶詰なのだ?(?_?)》
 空間と時間だよ、めぐたん。
 空間はひろがった場所で、時の長さってところかな。
「なにか、使い分けられる基準とかあるの?」
『空間的結合は、A、Bという二つのデータに因果関係が無い場合に使われる
方法ですね。
 時間的結合は、逆に、A、Bという二つのデータに因果関係がある場合に
使われる方法ですね』
「それぞれどんなふうに?」
『まず、空間的結合は、一見、因果関係が見いだせないことがらに対して、
因果関係ではなく、共通に連想することを見出していくというものです。
 たとえば、桜とランドセルは因果関係はありませんが、どちらも、入学式
や春を連想させます』
《ふに、どっちがいいのだ?(Θ_Θ;)》
『あくまで新しい発想につながればいいので、正解というものはありません。
 なんでもかまいません。
 大切なのは、直感的に意識することです』
「じゃぁ、時間的結合は?」
『文字通り、時系列的な連想で整理します。
 たとえば、風が吹けば桶屋が儲かるという諺にたとえるのなら、一見、風と
桶は無関係のようですが、風が吹くと→目病みが増える→三味線が売れて→
猫がいなくなるから→ネズミが増えて桶をかじる→その結果桶屋が儲かると
いう時間的因果関係によって整理されるわけです』
 それじゃアルデベルチ。






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