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小説を書こう!
第141回
 発想技法 理想設定型 ワークデザイン法 8 

 

 

 

 

 

 

 
★★★
  ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだ\(⌒▽⌒)/》
「前回はワークデザイン法についての話だったけど、続き
かな」
『そうですね。
 今回は、6の理想システムの設計についてお話したいと思います』
《り・ソーメンシステム?Σ(=゜ω゜=;) マジ!?
 回るソーメンの事か、それはすごいけど、流しソーメンは時期外れ
じゃないのか?(@◇@;) ウ・・・》
 リ・ソーメンじゃなくて理想。
 システムはしっかり分かっているみたいだけど、理性によって考え
うる最も完全な状態のことだよ。めぐたん。
「ということは、最高にいいシステムってことだね」
『そうですね。
 システムとは複数の要素が有機的に関係し合い,全体としてまとまっ
た機能を発揮している要素の集合組織あるいは系統です。
《むずかしーのだ┐('〜`;)┌》
 まぁ、機能というと難しくかんじるかもしれないけど、機能という
のは、いってしまえば、物のはたらきとか、役割とか作用とかのこと
だね。
「う〜ん、じゃぁ、システムの機能ってどんな感じなの?」
『そのシステム全体で達成しなければならない目的があり、何かをシ
ステムに入力すれば、結果としての出力がでるというのが分かりやす
いですかね』
理想システムというものの条件は、大きく3つです。
 理論的な理想システム
 究極的な理想システム
 技術的に実現可能な理想システム
 といったものです』
《理論的な理想システムというのは、どういうシステムなのだ?》
『あくまで、理論上考えることができますが、あくまで理論上ですの
で、実現することができない設計できないものです』
《なんでなのだ?(*・o・)キョトン》
『理論というものは、限定された前提があるものですが、想定外の事
がおこるのが現実です。
 想定外の事が起きた時点で理論は成立しなくなるわけで、その時点
で理想は実現できなくなります』
「ふ〜ん、じゃぁ、究極的な理想システムというのは?」
『現在の技術では実現できないものですが、技術が進歩すれば実現可
能なシステムです』
 最後の実現可能な理想システムというのは実現できそうじゃない?
 シニョール呟き尾形。
『その通りです。技術的には可能ですから、実現できそうなものです
が、より良いものを追求していくと、コスト的に実用化できなくなる
場合が殆どです】
「じゃぁ、コストの制約さえなければ,実現可能なシステムってこと
だね」
《なんだ、どれもできないじゃないか(`□´)》
『あくまで、理想ですからね。
 理想をあげて、現実的な制約条件を加えて、ベストを尽くしていく
というのが、6の理想システムの設計と言うことになります。
 もちろん、一つだけではなく、技術的に実現可能なシステムをいく
つも考え出し,その中から,推奨システムを1つ絞り込むわけです。
 それじゃ、アルデベルチ。


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