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小説を書こう!
第148回
 発想技法 MASD法 2 

 

 

 

 

 

 

★★★
 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだ\(⌒▽⌒)/》
「えっと、前回はMASD法だったよね」
『はい。
 前回、お話したとおり、MASD法はシステム設計技法ですから、
発送技法として応用できるのは、第一段階と第二段階です』
《なんだかもったいぶっている感じなのだΣ( ̄皿 ̄;;》
『まず、第一段階は、目標の設定です。
 小説の場合は、書きたいシーン、大抵の場合はラストシーンか、
クライマックスシーンになるケースがおおいでしょう』
「思い浮かべるだけでいいの?」
『それでは、発想技法にはなりません。
 ですから、まず、そのシーンに至る為にどんな課題があるかを
明確にします』
《めぐたんは小説を書くのがめんどくさいとかでいいの
か?ヽ(^∀^ )ノ テヘ》
 それじゃ、本末転倒だよ、めぐたん。
《一本松点灯?(/||| ̄▽)/ギョ!!! 
 野球のマジックと同じなのか?(〇Д◎ノ)ノ》
「本末転倒って、物事の根本的なことと、そうでないこととを
取り違えることだよめぐたん」
『書くのがめんどくさいというのは、論外ですが、ラストシーン
であれば、ラストシーンに至る為の、主人公の前に立ちはだかる
障害や課題、条件を明確にすることがそれにあたりますね』
「とにかく、小説で書きたいことを目的に見立てるってことだね」
『その通りです。
 順不同ですが、他に、書きたい小説の背景や環境を考えます。
 想像でもいいですし、なにかをお手本にするのもいいでしょう』
《それは、他の小説を真似するってことだなd(゜ο゜)oナルホド》
『真似と言うか、他の小説をお手本にするのも一つの手ですし、
好きなイラストや歴史の資料や、学問の資料を元にするのが、
背景や環境を考えると言うことになるでしょう。
 また、書きたい小説は自由とはいいつつも、制限があるもの
です』
「たとえば?」
『いろいろありますが、小説の中では、矛盾が大きな要素だと
いえるでしょう』
 たしかに、いくら自由に書いていいっていっても矛盾してい
るのはちょっとね。
『そうですね。
 仮に、発想の段階でそうした矛盾が生じたとしても、それが、
そくダメというわけでもありません』
《どういうことなのだ?(*・o・)キョトン》
『一見矛盾していることであったとしても、それをしっかり説明
できる発想があれば、むしろ、小説としてはメリハリや深みが
でて、面白い小説になります』
「ああ、それが障害や課題の解決になるんだね」
『そうですね。
 そして、それを読者に上手にうまく説明できるように
理路整然とまとめておくことが、第一段階の手順に
応用できるということですね』
「じゃぁ、二段階は?」
『それは次回にしましょう』
 それじゃ、アルデベルチ。

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