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小説を書こう!
第154回
 小説の書き方 冒頭について 

 


 

 

 

 

 

 

★★★
 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだ\(⌒▽⌒)/》
「えっと、前回は、タイトルの付け方だっけど、今回もそうかな?」
『タイトルについては、前回までにしまして、タイトルをつけた次の
ステップに進みたいと思います』
「タイトルを決めたら、次は何をすればいいの?」
『目立つところから手をつけるべきですから、タイトルで読む気持ち
にさせたら、小説の冒頭となります』
《たしかに、本屋さんで、おもしろそーなタイトルの本をみつけたら
ぺらぺら読むのだρ(^◇^)ノ》
 そうそう、それで面白くなかったらがっかりだよね。
 めぐたん。
《そうそう(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)。
 平凡でつまらない書き出しが長々と続いてたり、物語が始まらずに
設定が延々と続いていたら、読む気が失せるのだ( -"-).。o0》
「ネット小説も同じだよね」
『そうですね。
 冒頭がつまらなかったり、なかなか物語が始まらないのは、出し惜
しみみたいなものがあるのかもしれません』
「でも、最高に面白いっておもうようなことは最後にしたいよね」
『それでも、はっきり言えば、冒頭で面白いと思わせなければ、読み
進んではもらえません。ですから、。最高に面白いと思ってるものを
頭からぶつけなくてはいけないといいえるわけです』
 勝負は冒頭ってことね。
《スタートダッシュとか先制点が重要ってことか(。・ω-)(-ω・。)ネェ》
『まぁ、そうともいえるでしょうね』
「書き方とかはあるの?」
『そうですね。
 まず、意識しなければいけないのは、冒頭でどういう物語なのかと
いうことに加えて、読者を作品に引き込む必要があります。
 この二つの目的を達成することを、意識して冒頭を書く必要があり
ます』
「まずは、読者の興味を駆り立ててページを捲らせるってことだね」
『はい。そのとおりです。
 ですから、可能な限りこの先どうなるんだろう?と感じさせる内
容を書く必要があります』
 ジャンルにもよるんだろうけど、ミステリー小説は、普通は不可
解な事件が大抵冒頭にあるよね。シニョール呟き尾形。
『ミステリーの冒頭ではまず死体を転がせ。ですかね。
 これは衝撃的な場面を冒頭に持ってと言うことのほかに、読者も
納得できる主人公の動機付けを用意するわけです。
 つまり、冒頭で書く衝撃的な事柄は、小説の本編へ誘引する必然
性のあるものにしなければいけないわけです』
「たしかに、小説の物語の核心につながらない冒頭は、あれはなん
だったんだろう?
 って思っちゃうよね」
 それじゃ、アルデベルチ。



★★★


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