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ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだ\(⌒▽⌒)/》
「前回は冒頭のかきかただったよね」
『はい。今回は、逆に避けた方がいい例をあげてお話
してみたいと思います』
《どーして、わざわざやらないほーがいいやり方を
話すのだ?(?Д?)》
やらない方がいい方法なんだから、やっちゃだめ
ってことさ。めぐたん。
だから、知らないうちにやってしまわないように
やらない方がいい方法は知っておいて損はないんだ
よ、めぐたん。
「なるほどね、じゃぁ、どんなことを避けた方がい
いの?」
『説明に終始して物語が動かない小説です。
たとえば、主人公が
誰かもわからない段階で世界観や設定が長々と語ら
れる冒頭です』
《呟き尾形がよくやるやつだなd(-∀-。)ネッ
でも、なんで悪いのだ?》
物語を感じさせないということで、専門書ならと
もかく、小説の読者は、物語を楽しんで読むことが
目的なんだから、いきなり説明だけの冒頭で関心を
ひけないってことだよね」
『はい。そのとおりです。
冒頭は、物語で起こることを予感させる出来事で
あるべきです。
なぜなら、冒頭から興味を持ってもらわなければ、
続きを読んでもらえないからです』
つまり、読者にこれからもっと大きな出来事が起
こりそとかどうなるんだろうって期待や不安を抱か
せることがたいせつだってことだね。
シニョール呟き尾形。
『はい。
ですから、説明ばかりで物語が動かないのでは本
末転倒なわけです。
物語の背景となる世界を読者に伝えることは、物
語の深みを与える意味では重要です。
しかし、それは、興味を持てる物語があってこそ
であって、物語に関心がなければ、説明は退屈なだけ
です。
あくまで、冒頭から興味を持ってもらわなければ、
続きを読んでもらえないということをいしきしなければ
いけません』
「そうはいっても、冒頭って小説の核心とか印象的な
場面とか、クライマックス的にしなくちゃいけないん
でしょ。
書き始めでそれは難しいんじゃない?」
『そうですね。
そこはさまざまな工夫が必要です。
冒頭については必ずしも最初に書く必要はありません。
冒頭はあくまで読者にとって最初に読むところなので
すから、各順番はあとでもいいのです』
《つまり、書きたいことから書いていいっと言うことか》
『その通りです。
書きたいことを書いた後、冒頭を読者に興味をもって
もらえるようなことを書いても、読者には書いた順番は
分からないからいいのです』
「でも、まじめなひととか、几帳面な人にはむずかしい
ね」
それはあるかもね。
まじめなひとや几帳面な人は順番に書くのがいいってこと
じゃない?
『その通りです。
とにかく、書きやすい順番で書くことが重要です』
それじゃ、アルデベルチ。
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