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小説を書こう!
第163回
 小説の書き方 キャラクターについて7 主人公の役割


 

 

 

 

 

 

★★★
 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだ\(⌒▽⌒)/》
「前回は、登場人物は主役、脇役、敵役の種類の3種類
だったってはなしだったよね」
『はい。
 このとき、それぞれの役割に求められる条件はなんで
しょうか?』
《えっと主役は、主人公で、脇役は主人公の仲間で、敵役
は主人公の敵だな (。っ・▽・)っ 》
 そのまんまだね。めぐたん。
《うるさいのだ(=皿=)ッキ》
『まず、主役ですが、物語を通して成長することがのぞまれ
ます』
「たしかに、成長しない主人公の小説は面白みが無いし、
いままでの試練なんだったの?
 って感じだよね」
『成長するということは、未成熟であることが都合がいい
ですね』
 できないこととか、欠点があった方が、成長が分かりや
すいよねシニョール呟き尾形。
《でもでも、完全無欠の最強主人公ってカッコいいと思う
ぞ(*^。^人^。^* )》
 たしかに、そういう主人公いるけど、面白い小説もある
よね、めぐたん。
『そういう場合は、普段は完全無欠の最強だけど、後悔し
ている過去やのりこえるべきトラウマなど、物語を通して
主人公の成長が見える場合が多いですね』
「弱点があったほうがいいってことか」
『実際、弱点がなく、変化もなければ、読者も飽きてしま
います』
《それなら分かるのだヽ(^∀^ )ノ 》
「主人公の成長しているの、読んでて分かると、読んでて
楽しいものね」
『そうですね。
 物語と言う主人公にとっての経験は、読者の疑似体験とも
いえます。
 成長するということは、そのまま読んで得るものとして
認識しやすいので、やはり、読んで楽しいと感じてもらえる
大きな要素といえるでしょう。
 その為、主人公という役の役割は、成長することであり、
成長させる為には、何らかの欠点や弱点をもった未成熟な
要素が必要だということです』
《じゃぁ、主人公はよわっちくないとだめってこと
か?(>△<) 3》
『いえいえ、欠点がある、弱点があるということは、必ず
しも、弱いということはありません。
 強いけれども、欠点がある、弱点がある、それを克服して
いくことが成長だということです』
「なるほどね」
 それじゃ、アリデベルチ
★★★

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