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小説を書こう!
第164回
 小説の書き方 キャラクターについて7 脇役の役割 

 


 

 

 

 

 

 

★★★
  ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだ\(⌒▽⌒)/》
「前回は、登場人物は主役、脇役、敵役の種類の3種類
だったってはなしだったよね」
『前回は、主人公の役割でしたが、今回は脇役について
お話したいと思います』
《その他大勢だなヾ(@>▽<@)ノ》
 う〜ん、そこまでいうと元も子もないけれど、きちん
と役割はあるんだよ。めぐたん。
《どんなやくわりなのだ ヽ( ? ∀ ? )/》
『役割はさまざまですが、一般に脇役は、主人公に対して
登場機会がすくないからこそ、脇訳には明確な目的を持た
せる必要があります』
「タダなんとなく、じゃだめなのかなぁ」
『脇役の役割を与えず、とりあえず、思いついたから登場
させたキャラクターは、行動が不安定になり、物語の途中
で、性格や言動が二転三転してしまいます』
 最悪、いなくてもよかったんじゃない?
 ってことになりかねないよね。シニョール呟き尾形。
《それはかわいそーなのだ(-ω-)》
『はい。だからこそ、脇役にはしっかりとした目的を持た
せるわけです』
「たとえば、どんな?」
『お金儲けをしたいでもいいですし、王家への忠誠のため、
任務を遂行するでもいいです。あるいは生き別れになった
妹を探すでもいいですし、親の仇を討つでもいいでしょう。
 このような脇役の目的を設定すると、自然と主人公との
絡みで一貫性が持てるものです』
 自然と、主人公と差別化されるね。
『その通りです。
 主人公と差別化することで、主人公と脇役を比較しやす
くできます。すると、主人公の個性が浮かび上がってくる
わけです。
 また、脇役独特の魅力を表現できると、読者に好かれ、
小説の魅力がさらに加わるわけです』
《ふに、でも、脇役に主人公がとってかわってしまわない
か?(lll ?_?)》
『可能性は否定できません。
 もしそうなら、スピンオフ作品にしてもいいでしょう。
 ともあれ、脇役は脇役にしか生み出せない魅力がある
ものなのです』
 

★★★

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