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小説を書こう!
第167回
 小説の書き方 キャラクター創作術 2

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★★★
  ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだ\(⌒▽⌒)/》
「前回はキャラクターを立てることについてだったよね」
《たしか、キャラクターが光るんだよな、ぴかっと(☆▽☆) 》
 あ、いや、キャラクターの個性が確立されていて、他よりも目立って見えることだよ、めぐたん。
『そうですね。
 キャラクターの個性というのは、外見、性格、能力、背景口調などの設定が物語の中に盛り込まれ、読者に明確なイメージが思い描ける状態が、まさに、キャラクターが立っている
と考えていいでしょう』
「どんな風にすればキャラが立つのかなぁ」
『時と場合によって様々です。
 キャラクター紹介の説明文を読むだけでキャラが立つこともあれば、作品を通して、そのキャラクターが立っていくこともあります。
 いきなり、キャラクター紹介の説明文だけでキャラが立つということはあまりありません。むしろ、作品を通してキャラが立つことの方がおおいでしょう』
「じゃぁ、キャラクター紹介の説明文だけでキャラが立つというのはどんなこと?」
『そうですね。
 そういうことがあるのは、読者というよりも、作者側の場合でしょう。
 しっかりとしたキャラクター設定が出来上がると、なぜか、キャラクターがストーリーを勝手に作ったり、行動したりする
ことはたしかにあります。 あるいは、二次創作なんか』
《にじそうさくΣ( ̄◇||||)エッ??。
 2時に何を探すのだ?(^〜^;)》
 二次創作だよ、めぐたん。
 原典となる創作物に登場する キャラクターを利用して、二次的に創作された、独自の創作ジャンルということかな。
『そうですね。
 その意味においては、すでにキャラクターが出来上がっているわけですね。
 ともあれ、キャラクターが小説などの創作物の外にひらめいたりする直前の状態がキャラが立つということといえるのでしょうね』
「えっと、キャラクターが立つというのは、ひらめきのきっかけになるってことかな」
『そうとも言えますね。
 言いかえれば、キャラクターは、読者ないし、作者に描かれていない部分を想像させるということのキッカケがキャラクターが立つと言い得るのでしょう。
 これは、小説などの行間を読むと言うことに類似しています。
 書かれていないことを読者が想像して読みとると言うことですね』
 それじゃ、アルデベルチ。


★★★

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