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小説を書こう!
第173回
キャラクター描写について 4 直接的・間接的・抽象的な描写 

 

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★★★
 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《なのだ、なのだのめぐたんなのだ\(⌒▽⌒)/》
「前回は、キャラクター描写についてだったけど、続きかな?」
『そうですね。
 前回までそこまで詳しく書く必要なく大まかな描写の方がいい場合があり、作者と読者の協働作業として考えたほうがいいでしょうということでお話しました』
《そんなこといっても書き方がわからないのだ( -益-)。。o 》
『はい、そこで、人物描写の表現方法についてお話していきたいと思います』
 へぇ、どんな方法なの? シニョール呟き尾形
『人物描写と一言で言っても、人物の描写には直接的・間接的・抽象的な表現方法があげられます』
「直接って、外見をみたままなのはわかるけど間接的というのは?」
『外見以外の情報ですね。
 その人物がいる場所や行動や様子。
 周りの人の反応、言葉だって、間接的には描写ということですかね』
《んじゃ、しょうちゅうてきというのは?
               (・∀・ )っ/凵⌒☆カンパイ》
 抽象的、だよ、めぐたん。
 いくつかの事物に共通なものを抜き出して、それを一般化して考えるってことさ。
《むずかしーのだ》
「ある要素や性質をぬきだして把握するってことかな。
 薔薇はいっぱいあるけれど薔薇に共通したイメージとか」
『そうですね。
 直接的な表現による描写方法は、描写するキャラクターを具体的に想像させる表現です』
 う〜ん、詳しく書くってこと?
 シニョール呟き尾形。
『いえいえ、直接ですので、いわゆる外見です。
 長い黒髪も亜麻色の髪がそよ風がさらさらとなびいた。1mの髪でもどれも直接的描写です』
《簡単とか詳しいとかはかんけーないんだな(。・ω-)(-ω・。)ネェ》
『そうですね。
 あくまで、直接キャラクターの外見を描写するということです。
 上手であるとか、詳しいとかはまた別の話です。
 よく、描写が苦手という声を聞きますが、実は直接的な描写がなかなかレパートリーが無いとか、どのくらい詳しく書かなければいけないのかわからいというところでしょう』
「レパートリーがない?」
『はい。人物描写というと、大抵、キャラクターの外見を連想しますが、小説の中で外見大きく変化することは少ないものです。
 しかし、その都度描写となれば同じ描写を繰り返すというわけにもいきません。
 そうなると、同じ外見を多くの表現や比喩、暗喩、ボキャブラリーを使わなければいけないような気持ちになります』
 たしかにそうだね。シニョール呟き尾形。
『しかし、人物の直接的な描写は、最初の1回と変化があった時ぐらいで十分です』
「え?
 他は描写しなくていいってこと?」
『いえいえ、そこで、間接的・抽象的な表現方法となります』
《関節技と空中殺法か、プロレスみたいだな(;`O´)o<》
 ・・・・う〜ん・・・
『間接的な表現は、外見よりも、場所や行動、言葉によって描写します。特に感情の変化が伝わるように意識するといいでしょう。
 直接的な表現は、見た目のままなので、色や形、長さ大きさなどを中心に直接的な描写であることに対して、間接的な表現は感情や気持など目に見えないものを描写することになるので、暗喩による印象を読者に伝えるようにした方がいいでしょう』
「じゃあ抽象的な表現は?」
『抽象的な表現は、強そうな男性、美しい花、かわいらしい女の子、上品そうな紳士、妖艶な女性、明るい女性といった属性を表現することによって伝える描写です』
《どのびょーしゃが一番いいのだ?》
『これ、というのは、とくありません。どれも一長一短です。
 一言でいえば、得意な描写、書いてみてやりやすい描写が一番いいと思います。
 よりよくするための見直しならともかく、最初に小説を書き進める上では、得意なスタンスで小説を書きすすめた方がいいでしょう。
 描写で文章が止まるのは避けたいところです』
「一長一短っていうけど、直接的な描写の長所は何なの?」
『具体的な姿を描写できるということです。
 とくに、主人公や善く登場するレギュラー、あるいは重要なキャラクターについては、の登場シーンにつかうといいと思います。
 具体的な外見を思い浮かべてもらうことによって、そのキャラクターを覚えてもらえる機会がふえるし、印象付けられるからです。
 逆に、重要でもない場合は避けるべきでしょう。そうでないと、読者が読むことに無駄に疲れを感じさせるからです』
《じゃ〜、関節技もとい、間接的描写は?b(*・o・)キョトン》
『2回目以降の主人公や重要なキャラクターの感情の動きにつかうのがいいでしょう。
 また、重要であっても、ミステリアスな雰囲気をださせたりする場合もいいでしょう。
 ただ、間接的であるがゆえに、読者に誤解されるリスクもあります。
 一般に難しい描写といわれるところです。
 なぜなら、一般的なイメージを広く知っておく必要があるし、小説のなかで、それを連想させるようにヒントや印象を操作するよう
に事前に準備しておく必要がでるからです』
 間接的描写は、誤解を生んだりして、難しいのが短所ってことだね。
 シニョール呟き尾形。
『そうですね』
「抽象的は?」
『人物描写としては、おおよそのカテゴリーと雰囲気をつたえることがメリットです。
 それに対して、デメリットはあくまでおおよそだし、間接的描写以上に誤解を招く可能性があります』
 それじゃ、アルデベルチ。



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