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ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。 「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」 『こんにちわ。呟き尾形です』
《こんにちわ。ゲストのめぐたんなのだ(v^ー゜)》 「前回は文章のリズムを意識して書くべきって話だったよね」
《小説は字で読むから音はしないぞ(*゜0゜)!!》 『リズムといっても、小説の一文の長さ、読点や改行のタイミン グなどが挙げられます』
「つまり、読者が感じる文章の長さとか読む量ってことだね」 『そうですね。 すべてが統一されなければいけないわけではありません。
ただ、こうしたものをある程度平均的に統一することで、読者 は文章に慣れて読みやすく感じます。
また、文章の一文の長さや句読点、改行という形式の他、一場 面の長さもある程度統一できるかどうかも、小説を書く腕の見せ 所でしょう。
それに加えて、描写、説明、セリフの量や配置のバランスも意 識すべきです』
《やっぱり、同じくらいのホーがいいのか?(´-`).。oO(フ〜ン》 『いえ、それは小説の特徴として意識していくといいでしょう。
ざっくりいうと、描写や説明が多ければ、小説の世界設定重視、 セリフが多ければ、小説の登場人物重視という風に、こだわりを
出すことも大切です。ともあれ、書きやすいバランスは人それぞ れです。書いているうちに自然と身に付きます。ただ、意識はし
ておく方がいいでしょう』 決まりはない、書きやすいのがいいってことだけど、なんかこ
う、コツというか基準はないの? シニョール呟き尾形。 『小説の中で、恋愛物語に堅苦しい論文のような説明文を中心に
するのは相性が悪いといえるでしょうし、歴史小説なのに、日常 の日記のような、心理描写中心の文章も相性がわるいといえるで
しょう。もちろん、個性的ではあるでしょうけれど。このように、 小説のテーマに合わせたバランスというものがあるとは思います』
「なるほどね」 『また、言葉選び、漢字選びも含まれます。難解な漢字を使えば 高尚な雰囲気を出す反面、古さ、重苦しさを感じされられます。
逆に、カタカナ語や外来語を使えば、新しさ、ハイカラな雰囲気 を出せる反面軽薄さとも隣り合わせとなります』
《漢字ばっかりでも感じわるいのだ( ̄_ ̄|||)どよ〜ん》 ま、めぐたんはそうだろうね。
『比喩についても、直喩がおおいか、暗喩が多いかで印象が変わ ります。直喩は説明的で、理性に訴えますが、暗喩は印象が先に
立つので感性に訴えます』 詳しくは、小説を書こう! 第52回 比喩について
http://tubuyakiogata.o.oo7.jp/novel/novel52.htm
から、小説を書こう! 第62回 比喩について 比喩の地平
http://tubuyakiogata.o.oo7.jp/novel/novel62.htm でテーマにしていたよね。
『そうですね。 さらに、オノマトペを使う量も意識するべきでしょう』 《小野的辺さん?Σ(oД○;)》
オノマトペだよ、めぐたん。 擬声語および擬態語ともいって、擬声語は動物の音声や物体の
音響を言語音によって表していて、わんわんとかにゃんにゃんと かだね。 事物の状態や身ぶりなどの感じをいかにもそれらしく音声にた
とえて表ていて、ほかほかとかつるるつとかだね。 《擬態語は得意だな(=゚▽゚)/ マッカセナサイ!!》 「他にあるの?」
『登場人物の言葉の特徴ですね。 関西弁とか方言にしてもいいし、その多くは、言葉尻の丁寧に
したり、口癖にしたり登場人物の選ぶ言葉に特徴をつけるという ことです。 「説明、セリフときたら、描写ってところかな」 『はい。
描写も、何をどのように描写するか、描写の雰囲気で小説の雰 囲気作りができます。
このように、小説の文章に特徴を意識して偏らせることで小説 に個性が出てきます。
一般に、読みやすさやレポート、手紙のような形式はわかりや すさは大切なことです。
しかし、小説の場合は、、文章にわざと癖をつけることで独自 の味つけをして物語の面白さを演出するのが原則です。そこでど
んな癖をつけるのか、きちんと意識しておくべきでしょう』 「それは、わかりやすい文章はだめってこと?」 『いいえ。
あえて平均に近い文体にして、淡泊な味付けをキープしている 作品も存在します。
それでもその作品が面白いのは、それがその物語の雰囲気にピッ タリはまっているからといえるでしょう』 それじゃ、アルデベルチ。
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