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小説を書こう!
194号 
プロットにいて 1  

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★★★
 ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。
「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」
『こんにちわ。呟き尾形です』
《こんにちわ。ゲストのめぐたんなのだ(v^ー゜)》
「前回は、うまい文章表現についてだったけど、繰り返し、
読み書きをするってことが、コツってことだよね」
『そうですね。
 繰り返し読み書きすることで、わかりやすい表現を感覚的に身に着け
ることになります』
《小説の道は長く険しいのだ(||゚Д゚)ヒェ〜!》
「で、今回は小説のどんなはなしなの?」
『今回から、プロットについて、お話したいと思います』
《ぷろっと? ぶろっこりー一種か?|* ̄ー ̄|
 栄養満点でおいしーのだo(^ー^*)》
 プロットだよ、めぐたん。
 物語・小説・戯曲・映画などの筋立てのことだね。
『そうですね。
 構想と言い換えてもしいでしょう。
 テーマ、世界観と設定、タイトル、創造したキャラクター、ストーリー
概要をまとめた小説の設計図と言っていいでしょう』
「えっと、ストーリーの要約ってことかな」
『プロットは、ストーリー上の重要な出来事をまとめたものであり、要約
といえば、要約ですね』
《ふに、重要な出来事ってどんなことなのだ?(o−Д−)?》
『ストーリー上の重要な出来事というのは、ストーリーとして、後の展開
に大きな影響を与える出来事です』
「ちょっとわかりづらいな」
『いってしまえば、プロットは、ストーリーを進めるうえで、出来事の原
因と結果を抜き出したものといって差し支えないでしょう』
《出来事の原因?(-"-;)ムム・・・》
『ここでいう出来事の原因というのは、めぐたんが歩くということを原因
にして、起こることとして、躓いて転びケガという結果、その結果を原因
として病院にいっくという結果が起こり、その結果を原因として、治療を
受けるという結果となり、それを原因として、けがが治るといった原因と
結果の流れと言っていいでしょう。
 このような原因と結果の連結によって展開するさまざまな事件をストー
リーとして、統合し効果をつくりだす筋の仕組みだということですね。
 つまり、小説の中の出来事を因果関係を意識して出来事を組立てている
ものがプロットだということだね。シニョール呟き尾形。
《ふに、ストーリーとプロットは違うのか?(゚ペ)?》
『プロットはストーリーとは違います。
 プロットは因果関係であり、ストーリーは単なる前後関係でだというこ
とです。
 たとえば、浦島太郎のプロットとして、
浦島太郎は亀を助ける
助けた亀に連れられて竜宮城へ行く
竜宮城で宴を楽しみ玉手箱を持って帰る
玉手箱を開けて老人になる
 といった、簡単な話の流れ、あるいは物語の中で登場人物が何をするか
をプロットとします』
「えっと、浦島太郎は亀を助けたことを原因として、竜宮城に連れて行っ
てもらった」
 竜宮城に連れて行ってもらったから、竜宮城で宴を楽しめた。
《帰る時玉手箱もらったから、玉手箱を開けた(*´_○`)ノ》
『そうですね。
 そして、玉手箱を開けたからお爺さんになった。
 といったように、理由や原因と結果がつなげられるのがプロットだとい
うことです』
「そして、時間の流れでつなげたのがストーリーだってことだね」
『はい。
 さて、プロットとストーリーの違いはつなげ方にあるわけですが、どち
らもおなじ小説ということですが、プロットとストーリーの関係としては、
プロットは、ストーリーの設計図だということです。
 そして、プロットをまとめた文書がトリートメントとよばれるものにな
ります。
《小説書きながらお風呂入って頭を洗うのか?(○_○)》
 トリートメントは確かに治療とかいう意味だよね。めぐたん。
 特に、傷んだ髪の手入れっていみだけど。
『ここでいうトリートメントは、プロット の流れを論理的に書くもので、
だとおもってください』
「論理的に書くっていうとなんか難しそうだね」
『論理的というのは、むしろ、わかりやすくするということです。
 難しく考えず、やってみるといいかもしれません。というより、むしろ、
ストーリーを書くより簡単でなければ、ストーリーの設計図としての意
味がありません』
《言われてみればそのとーりなのだ(o^v^o) 》
『トリートメントは、プロットを論理的にまとめるという話はしました。
 すでに、浦島太郎を例に出したとき、難しかったでしょうか?』
「えっと、
浦島太郎は亀を助ける
助けた亀に連れられて竜宮城へ行く
竜宮城で宴を楽しみ玉手箱を持って帰る
玉手箱を開けて老人になる
 箇条書きで書けるね」
『そう、まさに、箇条書きでまとめるように書けばいいのです』
 それは、次回ということで、それじゃ、アルデベルチ。
 



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