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ボォン ジョルノ、こんにちわ。クニークルスです。 「こんにちわ。みなさん。ムーシコスです」 『こんにちわ。呟き尾形です』
《こんにちわ。ゲストのめぐたんなのだ( ^0^)σ》 「前回は、日本の場合のプロットについてだったよね」 『そうですね。
日本の場合のプロットは、小説でいう理由や原因と結果がつなげ られるのがプロットというよりは、ストーリーの大まかな構成を理
解するために書かれる小説体の文書そのものがプロットと呼ばれて います』 「えっと、、脚本家一人で制作されるのではなく、他の多くの人が
映像作成にかかわるからという背景があったんだよね」 『そうですね。 そして、今回、お話しているのは、日本の場合のプロットという
わけではないということをはっきりしておきましょう。 さて、理由や原因と結果がつなげられるのがプロットですが、そ
のプロットをまとめた文書、トリートメントについて、お話したい と思います』
《そのリンスかシャンプーみたいなやつと三脚はどう違うのだ( ̄ε ̄;)》 トリートメントと脚本のちがいね。めぐたん。
《にゃはは、間違えたのだ(〃∇〃)ゝ てれっ》 『トリートメントと脚本の違いは、トリートメントが非常に短
い短編小説の形で書かれ、まだシーンに分けられていない点にあ ります。 通常、映画などのプロットは「三幕構成」に基づいて書かれま
す。 《サンマ食う高校生?(^¬^) ア、ヨダレガ》 三幕構成ね。脚本の構成のことだね。 「三幕構成ってなに?」
三幕構成は、ストーリーは3つの幕という部分に分けら、三幕構 成とは、始まり、中間、終わりと3つの幕という部分にわかれま す。
《ふに、どんなふうに分けられるのだ?(lll ?_?)》 『それぞれの幕は設定、対立、解決の役割を持ちます。
三幕の割合を一幕、二幕、三幕の比率でいえば、1:2:1です。 第一幕の設定は、いわゆる発端と状況設定で、第一幕は発端で
あり状況設定を行う幕です、つまり読者にストーリーの始まり、 登場人物の紹介、世界観などを理解してもらう部分です。
全体の25%を占めます。 そして第一で設定され、第二幕の対立に続きます。 「対立ってどういうこと?」
『対立にはプロットポイントと呼ばれるストーリーの転換点が 設けられます』 《ブロッコリーポンチ?Σ(=゜ω゜=;) マジ!?
栄養はありそうだけど、味はおいしそうじゃないのだ(○□○;)》 良薬は口に苦しさ。めぐたん。 「クニークルス、悪乗りしない」
はは、ごめんごめん。 『プロットポイントは、ターニングポイントといえばわかりや
すいかもしれません。つまり、ストーリーの状態や方向が変化 する転機となるポイントですね。
たとえば、主人公に行動を起こさせ、ストーリーを異なる方 向へ転換させる出来事といえばいいでしょう』
「えっと、物語を違う方向に向かわせる事件やエピソードって ことかな」 『そうですね。
幕と幕はプロットポイントでつながっているといっていいで しょう』 「じゃぁ、第一幕では、どんなふうに書けばいいの?」
『では、次回からそれぞれの幕の書き方についてお話しましょう』 それじゃ、アリデベルチ。
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第195回へ プロットについて 2 日本の場合のプロット
第197回へ プロットにいて 4 トリートメント 三幕構成 2 第一幕と第二幕
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