こんにちわ。呟き尾形です。
トレンドマイクロ日本代表が改めて語る“事件の顛末”
http://www.yukan-fuji.com/archives/2005/06/post_2535.html
という記事では、
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――そんななか、トラブル発生直後に「トレンドマイクロのリソースを100%使って問題に対処する」「すべての情報を包み隠さず伝える」という声明を出しました。言えそうで言えない言葉です。
「最初の対策会議で決めたことが、その2点でした。われわれはこれまで、宣伝や広報活動にあまり熱心ではなかったのですが、今回だけは持てるすべてを出そう、と決めました。
この声明によって、混乱していた社内もまとまったと思います。いまだから話せますが、社員の中には48時間ぐらい寝ずにサポートした者もたくさんいます」
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とありました。
まぁ、トレンドマイクロ社としては、いわゆる4月23日の緊急事態のみのつもりでしょう。
しかし、他の過失においては、手のひら返して、都合が悪くなる質問については、セキュリティーを理由に、一切応えないどころか、回答の義務はない。
と、顧客に強気で出るというのは、あまりにもおかしな態度です。
極端すぎます。
となると、トレンドマイクロ社は、常に説明責任を自覚しているのではなく、プロパガンダ的な”「すべての情報を包み隠さず伝える」という声明”はしても、そうでないようなものについては、説明責任を逃れる口実ばかり考えている、ないし、パフォーマンスはするが、その作業内容はずさんなものなのだ。
という推測が成立します。
この推測が成立しないとすれば、「すべての情報を包み隠さず伝える」という声明を出した会社が、別件になったとたんに、都合が悪くなる質問については、セキュリティーを理由に、一切応えないどころか、回答の義務はない。
と、顧客に強気で出る。
というのは、首尾一貫しない不信な態度であり、なにがどうころんでいるのか、他の推測が成り立ちようがありません。
さらにいえば、”いまだから話せますが、社員の中には48時間ぐらい寝ずにサポートした者もたくさんいます”といわれると、「ああ、相当ごくろうなさったんですねぇ」という感情をそそられますが、それも、単純に準備不足や人員不足にすぎないことをしめしています。
そして、なにより、労働者が48時間対応するという、それだけすさまじい過失だったことを意味しますし、まともな仕事ができないであろうことが推測できます。
その昔、栄養ドリンクのキャッチフレーズに「24時間働けますか?」というものがありました。普通どこか、優秀な人でも、さすがにそれは、とおもうところでしょう。
しかし、現実として、その2倍の時間の勤務があった。
しっかりした対応が取れていたかどうかは疑問です(さすがに、不眠不休ということはないでしょうが、そんな修羅場でしっかりとした休憩がとれていたとはとても考えられません)。
むしろ、その対応そのものに、2重、3重のミスが重なったのではないか。
そんな邪推もないわけではないと思います。
で、
トレンドイクロが安全宣言、ウイルスバスター障害で
http://www.asahi.com/national/update/0623/TKY200506230308.html
7月11日からパターンファイルの配信が開始されるそうです。
続く・・・
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トレンドマイクロ社 33 過ちを文った、復活宣言
★★★
このコーナーは、実際に呟き尾形の体験をもとに、可能な限り事実を再現したものです。
とくに、トレンドマイクロ社の不誠実な態度と言動の不一致振りを記事にしました。
そのやり取りがどのようなものであったか、サイト上で公開する旨は、トレンドマイクロ社のサポート部門の責任者より、サイト上の公開は、私に一任するとの回答をいただきましたので、こちらに公開することにします。
また、6月8日現在、電話でお話をした内容は、サイト上で公開するといったらトレンドマイクロ社から「はい」との返事がありました。
この記事の更新情報は、トレンドマイクロ社のサポートセンター、営業所などのメールアドレス宛に定期的につたえてありますが、なんら返事はありません。
質問、感想などは、白い時計塔のある村の掲示板などに書き込みしください。
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