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占星学と小惑星

 小惑星

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 こんにちわ。呟き尾形です。

  まず、一般に、小惑星は、太陽の周りを回る(公転する)小さな惑星です。
 大きさは普通の惑星などに比べると格段にちいさく、占星学では、小惑星のうち、比較的大きな天体である、セレス、パラス、ジュノー、ベスタ、キロンを使っていきます。
 ただし、比較的な大きな天体といっても5つのうち、一番大きなセレスですら、その直径が日本列島の長さに届きません。
 ですから、太陽系の天体としては、文字通り星屑のような存在だともいえます。
 ところで、この小惑星が日本の占星学で取り入れられたのは、セレス、パラス、ジュノー、ベスタについては、20世紀中ごろです。
 ですから、それ以前の占星学は、基本的に、太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の10個の天体によって分析するものでした。
 この中で、太陽、月、水星、金星、火星は個人の象徴であり、火星から外側の木星、土星、天王星、海王星、冥王星は、その社会や時代の象徴であり、その人個人を取り巻く社会的な状況を表すとされています。
 さて、小惑星は火星と木星の間の空間に、小さな天体が散らばっています。
 占星学では、個人と社会の象徴の境目に小惑星があるということは、個人と社会の接点、すなわち、他人同士が結びついて家庭という最小単位の社会をつくる結婚を象徴すると考えられています。
 ですから、現在では、とくに愛情面に関する問題を考える際に大変有効だといわれています。
 愛情面というと、金星が受け持ってきましたが、もともと金星には、妻、財産、愛、芸術という4つの基本的な意味があります。
 これまで金星の意味は、一つに絞りきれなかったのが、小惑星の存在が補佐する事により、金星の意味がより明確に現れるようになりました。
 このように、小惑星は、大惑星にに比べると、与える影響が二次的ではありますが、よりはっきりとした判断をえるために欠かせない天体ということができるでしょう。

 ちなみに、セレス、パラス、ジュノー、ベスタが発見されたのが19世紀初頭ですか、日本の占星学が小惑星を取り入れるのに遅れたのは、日本が始めて占星学が紹介された教科書に、小惑星の存在が記載されていなかったからのようです。
 

セレス

ベスタ

パラス

ジュノー

キロン

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呟き尾形の占いの話
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